手軽に美味しそうな料理写真を撮る方法

How to take delicious food shots.
必要なもの

スマートフォン
A4ノート(コイル式、使用済みで良い)
アルミホイル
折りたたみ式 レフ板ないしはトレーシングペーパー(あれば)

SNSが広告のツールとして重要な地位をしめる昨今、ご自身で料理を撮影されることは多いともいます。ウエブページやメニューはプロに頼んでもSNSまでいちいちプロの写真家を雇うのは困難です。実際私もレストランで撮影していますと『どうやったら上手く撮れますか?』と質問を受けることが多くなりました。そこでプロ並みとは言いませんが機材を使わず少しの工夫で写真が一段と良くなる方法をお教えします。 カメラですがプロ用カメラがあれば綺麗に写ると思われがちですが同じライティングで同じ角度から撮影すれば2万円の中古カメラでも50万円の最新のカメラでも写りはほとんど変わりません。SNSで使われる写真ならスマートフォンで十分綺麗な写真が撮影できます。高級スマートフォンもいりません。今日ここで使用しているのはOPPO A5という2万円代の安いものです。

窓際で撮影

料理写真の美味しさを演出するのに私は逆光(光が被写体の方向から入ってくる)のライティングをします。それを再現するためまずは窓際にテーブルを設定します。明るい方がいいですが直射日光は避けてください。 外からの光と室内の照明では光の色合いが違います。違った色が混ざるのを避けるため撮影の際室内の照明は消してください。

レフ板を作ります

私は厚手のクラフト紙にアルミホイルを貼りをL字型折ったものを実際に撮影に使っております。そこまでしなくとも写真の様にコイル式のノートにアルミホイルを巻きつけたもので十分使えます。(撮影に持っていくのを忘れてコンビニでノートをアルミホイルを購入して使ったことがあります。)レフ板は被写体の手前左右におき 後ろからくる光を反射させシャドーを和らげます。

半透明レフ板

絶対ではないですが写真にある様な半透明レフ板があると光が柔らかくなり皿の映り込みが綺麗になるのでグッとそれっぽい写真になります。Amazonで2099円で販売してます。写真をクリックするといAmazonにリンクします。トレーシングペーパーでも同じ効果が得られますが片手で持てないの固定ようのスタンド等が必要になってきます。画像をクリックすればアマゾンの商品ページにリンクします。

撮影

あとは撮影です。撮影する角度は料理や器によって様々ですが45度かそれより低い角度がいい場合が多いです。カメラやスマトフォンをいろんな角度から見てみて研究してみてください。スマートフォンのレンズはやや広角気味のレンズを使っているので2倍ぐらいのズームにすると皿の歪みが抑えられます。バックをボカすのにポートレートモードを使うのも手です。肌が綺麗になる様な設定になっていると被写体そのものがボケてしまうのでオフにしてください。

レフ板なし

スーパーのパック寿司を撮影してみました。①はレフ板なし②はレフ板ありです。

半透明レフ板使用

どちらも悪くないですがレフ板入りの方が光が柔らかいです

レフ板なし

レトルトのカレーを撮影してみました。③はレフ板なし④はレフ板ありです。

半透明レフ板使用

レフ板入りの方が光が柔らかいうえ皿への映り込みがなくなりスッキリしました。

料理撮影のコツ

Food photography tips
新鮮さが命

料理写真は新鮮さが命です。作ってから時間が経った物は美味しそうさが半減しますし写真にも顕著に現れます。作り置きはせず事前に下準備をした上で直前に作っていただくのが理想です。熟練した料理写真家はその鮮度を失う前に素早く撮影することが可能です。

ソースは控えめに

パスタ系料理等、上にソースのかかるものはソースの量が多すぎると料理が隠れてしまいソースの写真の様になってしまいます。料理や材料がよく見えるぐらいが理想です。ソースも時間が経つと幕が貼った様になるものもありますので撮影は素早く  

チーズバーガーは難敵

チーズバーガーのチーズは少なすぎると寂しいし多すぎるとパテが隠れてしまい ジューシーな肉が隠れてしまいます。撮影時にはそのバランスを取るのが意外と難しく 3回ほど作り直していただいたこともあります。高さがあるのでライティングにも工夫が必要です。  

チーズは素早く

チーズを使う料理は特にスピードが命です。溶けたチーズが冷えて固まるとプラスチックの様に写ってしまい美味しそうではなくなります。  

麺類は最後に

蕎麦、ラーメン等麺類はすぐに伸びてしまいます。単品撮影だけなら良いのですがその後集合写真を撮影する場合には時間が経っているとのびてしまいまい、写真に出てきます。ですから最後に集合写真を撮影する場合麺類はできるだけ最後に撮影します。多少の伸びでしたらスープを足すことで補えます。